2017年3月2日
2017年3月2日
昨日,高校の時に通っていた学習塾の先生と飲んできました.
日本酒が美味しくて久しぶりに飲み過ぎてしまいました.
毎回話をするとどこかで必ず軍事の話になるのでもう少し知識を入れておきたいと思いました.会話で馬鹿がばれてしまうのは間違いなくて,そのような状況に陥ることが極力ないように普段から意識して生きていきたいと思いました.
最近勉強していること
面白味のない期末試験がようやく終了したので,来年の研究室配属に向けて勉強を始めてます.今やっているのは以下の感じです.
『数理計画入門』
学期中に結構読んだのですが,復習の意味を込めて読み直してます.演習問題も解いてます.教授に次に示す『非線形最適化の基礎』を薦められているので,近々購入したいと思っています(高い).
『非線形最適化』
これですね.わたしの行こうとしている研究室の先生の先生が書いた本(上のもそうだけど).曰く,日本語で書かれた非線形最適化の本でここまで丁寧な本は他にないという.ただただ高価なところが学生には厳しい...
『基本演習 線形代数』
上の本を勉強してて線形代数で詰まったときに周辺分野の演習に使ってます.一冊まともな教科書が欲しいです.
『Networks, Crowds, and Markets』
https://www.cs.cornell.edu/home/kleinber/networks-book/networks-book.pdf
Web上にアップロードされているものです.この長期休暇中に基本的なグラフ理論の内容は理解しておきたいと思って院生に聞いたところ,以前これを輪読していたそうなので,英語でキツイですが少しづつ始めていこうと思います.
『確率・統計』
確率,去年授業があって,結構理解したと思っていたのですが,そんなことなかったことに気が付いたので復習してます.これは息抜き的な立ち位置ですね.
それから,プログラミングをやっておきたいのですが,どんなことをやればよいのか分からないので放置してます(よくない...).
『人工知能は人間を超えるか』
Kindle版をポチりました.今なら1コイン以下で読めます.
読んでいる本
『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』
Kindleで試し読みしてみて,読んでみたいと思っていたら古本屋で見つけたので買ってみました.
『Steve Jobs Special ジョブズと11人の証言』
Steve Jobs Special ジョブズと11人の証言
- 作者: NHKスペシャル取材班
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/27
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 8回
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これも古本屋で見つけたので衝動買いしてしまいました.
『史上最強の哲学入門』
某氏に勧められたので購入.哲学系の本は読んだことがないので少し楽しみ.
『いつも「じかんがない」あなたに』
- 作者: センディル・ムッライナタン,エルダー・シャフィール,大田直子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2015/02/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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学校の購買で2冊買うと15%OFFだったので,上の本と合わせて購入.選択に特に明確な理由はなかった.
『ハーバード・ビジネス・スクールの投資の授業』
Kindleのセール本で,投資の知識が皆無だったので買ってみた.
『茶ー利休と今をつなぐ』
まだ読み終わってません.頑張ります.
『この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう』
1月27日(金)
試験真っ只中ですが,2日ほどで読んでしまいました.
この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義 世界篇 (文春文庫)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/03/10
- メディア: 文庫
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試験の勉強って単調で非常につまらないので,本を読むなどしないと精神のバランスが保てないのはわたしだけじゃないはず...
さて,本の内容ですが,本書は,池上彰氏が東京工業大学で2012年に行った1学期分の講義内容を一冊の本にまとめたものです.したがって,本書は15の章から成っており,経済の話から歴史の話とやや広範な内容となっています.東工大での講義だから理系の内容かと思ったら真逆でしたね.
普段私たちが使っている用語や考え方をとても分かりやすく説明されており,なるほどなと思いながら読みました.しっかり勉強されている方なら当たり前のこと(「法人」とか「株式会社」とか「公定歩合」などなど)が多いのでしょうが,社会科の勉強からとことん逃げてきたわたしにとっては助かるような内容だったような気がします.
今回,初めてkindleで購入して電子端末(iPhone)で読んでみたのですが,悪くはなかったって感じです.専用端末ではないので眼への負担やスクリーンの小ささがやや気になりましたがそこまで問題というほどではなかったです.
『逆問題の考え方』
1月22日(日)読了
『逆問題の考え方』上村豊著
第1章で「逆問題」とは何かということを述べており,他の章では様々な逆問題を例を挙げて説明している.普段考える問題は解がユニークに定まる問題がほとんどのせいか,「解の鋭敏性」という概念は個人的に面白く感じた.これは,例えば二元連立方程式で定数項がごくわずかに変化した場合に,解がどの程度変化するのかということを言う.単純に考えれば,定数部分のごくわずかな変化は,解にそれほど大きな影響を及ぼさないだろう,ということで似たような解になると考えがち(実際わたしもそう考えた)だが,現実はそうはならない.この,解の鋭敏性を考慮に入れないと,逆問題,すなわち観測値から原因にあたる量を求める際に,解がそもそも求まらなかったり,ひどくぶれのある解になってしまうという事態が頻発する.正直なところ,最終章の量子力学の例などは完全に理解するに至らなかったが,逆問題という考え方,解法,解とはそもそも何なのかなど様々な知見が得られたと思う.